午後保育始まります!

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全園児保育が再開して1週間が過ぎました。全員が揃った園は一層賑やかで、やっとここまで来たなあ…と嬉しく思っています。毎日登園する事で、在園児さんは新入園児さんのお世話をする余裕が少しずつ出てきたようです。新入園児さんは身支度が大分身に付いてきました。

先日ご協力頂きましたアンケートでは、“休業期間中に登園を不安に思っていた”という問いに“ややあてはまる”という回答が2割弱ありましたが、園の再開後については、数人に減ったようで、結果を見て安心いたしました。ご家庭でのお子さんやご家族の健康管理、園生活におけるご理解ご協力により、安心安全を保ちながら過ごせております事、心より感謝申し上げます。

子ども達は先生やお友達の名前を覚えてきたようです。私も「園長先生!」と呼ばれる回数も増えてきて、マスク姿なのにちゃんと覚えてくれた事を嬉しく思っています。摘んできた花を見せてくれたり、園のうさぎのピーちゃんの話をしてくれたり…それ以外は靴を履く時や、上着のチャックができない等々、困った時にもよく呼ばれます…!こんな当たり前の生活、当たり前の一場面で日常が戻りつつある事をふと実感し、ほっとしたり救われたりしているこの頃です。

そして今日からは午後保育が始まりました。食事の時間をできるだけ短縮できるよう、お弁当もコンパクトに、食べきれる量を…という事でお願いしておりますが、その状況でも、食事の準備やマナーを伝えると共に、友達と食べるおいしさと喜びを味わえる雰囲気を作っていきたいと思います。

札幌市の指導により、午後保育は再び分散登園となりますが、活動を充実し、友達関係をより深めていけるよう関わっていきたいと思います。引き続き、皆様のご理解ご協力をどうぞよろしくお願い致します。 

                                       園長 佐々木 圭子

今日のおいしそうな笑顔をお届けします!

おにぎりおいしいね!
しゃけのおにぎりだよ~!

園生活再開しました!

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園を再開して2週間が経ちました。在園児さんは、3ヶ月の休園の影響か、久しぶりの登園を喜びながらも、まだ慣れていない新クラスの担任や、新しい友達とのやりとりにちょっと緊張していたようでした。今まで一緒だった年長さんがいないこと、同時に、まだ名前もわからない小さなお友達があちこちにいること…まさに進級後の変化を感じていたように見えました。

しかし子ども達の順応力はいつでも私たちの想像を超えてくるものです。ご家庭で過ごした時間も成長の大事な一歩、それを土台としてあらためて園生活を築いていくのにそう時間はかからないと信じています。これまでを“空白の時間”と捉えずに、確かに育っていたものを引き出してあげられるよう過ごしていきたいと思います。

新入園児さんは、まだ実質1週間…涙の日もありますが、朝の支度など、自分でできる事も増えてきたところです。

まずは子ども達が“やってみたい!”“面白そう!”を見つけられるような環境をしっかりと準備して、夢中になれるきっかけを作ってあげたいと考えています。思い切り動いたり、笑ったり、集中したりを繰り返すうちに、すぐに新しい生活に慣れるでしょう。

新しい生活と言えば、これまで以上に手洗いをしっかりして、並ぶ時やクラスの集まりの時も距離を取って…という事も身に付いてきました。幼児に“自衛”という概念=ウイルスから身を守る=を身に付けるのは難しいと言われますが、しっかり伝えると、守ろうとする意識は身に付きます。 

あまりピリピリした雰囲気は作らないように、且つきちんと一緒に頑張っていきたいと思います。

今後も初めての園生活のパターンが生まれると予想されます。安全性が最優先とされる生活が続きますが、引き続き、皆様のご理解ご協力をよろしくお願い致します。

                   園長 佐々木 圭子

お外遊びは気持ちがいいね!

朝のできごと

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昨日の朝の事です。

玄関で子ども達を出迎えていたら

「圭子先生を呼んできて!…て言ってるよ」と突然呼ばれました。

驚きながら外に出てみると、そこには3人の男の子と、山盛りの雪が積まれたそりが…

「すごいね~?!どこから運んできたの?」

「うん!!まちじゅうのゆきをはこんできたんだ!!」と得意げです!

自分が乗るそりに、あちこちから雪を積みながら幼稚園まで歩いてきたそうです。

かなり重かったと思いますが、嬉しさの方が勝ったようで、

「まちじゅうのゆき」という素敵なセリフにお母さんたちと大笑いしました

小学校にはそりで行けないもんね…

こんな何気ない一コマが、幼稚園生活の大切な思い出になってくれたら…とほっこりしました。

積んできた雪は、園庭の雪と”合体”しましたよ!

おまけ

幼稚園にお雛様を飾りました。

玄関に入った途端、靴を脱ぐのも忘れて見とれる子や、

「知ってる!お雛様だよね!あの女の人は三人官女っていうんだよ!」とちゃんと覚えていて、教えてくれる子もいました。

男の子は珍しそうな反応が面白いです…笑

年々、飾るのはちょっと大変…となりがちですが、

それぞれのご家庭で大切な思いのこもったお雛様、今年は飾ってみませんか…?

新しい年を迎えて

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新年を迎えて半月が過ぎ、子ども達の元気な声と共に3学期が始まりました。この活気で、ようやく幼稚園も温まる感じがします。冬休みの間も大きな事故や怪我無く、元気に過ごされたようで安心いたしました。

しかしながら、この冬の記録的な積雪の少なさに、ご家庭での雪遊びはあまりできなかったかもしれませんね。幼稚園でも園庭に雪山が作れず、風景に物足りなさを感じています…

雪というのは、思い切り身を委ねられる、最高の遊び道具なのですが、毎年当たりまえにそこにあるので、そのありがたさを忘れていました。早く雪国ならではの特権を満喫させてあげたいですね。冬休み前から、「今日は雪遊びできる??」と楽しみにしていた子ども達…雪が多いと大人は色々と大変なのですが、この冬ばかりは「神様、子ども達のために雪を降らせてください!」とお祈りしたいと思うこの頃です。

そしていよいよ、学年最後の時間を迎えます。3学期は本当にあっという間ですが、一人一人のお子さんの、この一年間の成長の様子を振り返り、できるようになったこと、もうちょっとでできることを考えながら、良いまとめの時期を過ごしたいと思います。

特に年長さんは就学に向けて、友達と考えて形にしていく経験や、自分で時間を意識してみる事などを目標にやってみたいと考えています。同時に、“幼稚園にいる間にやりたいこと”もできるだけ叶えてあげながら、卒園まで充実した時間を過ごしたいと思います。

この一年も平和でありますように…そしてお子様にとって、ご家族の皆様にとって笑顔溢れる明るい一年となりますよう心からお祈りしております。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

クリスマスにむけて…

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とうとう雪も降り、街の中も少しずつクリスマス色に染まってきました。幼稚園ではクリスマス会に向けての取り組みが始まりました。まだセリフも踊りもこれから覚えていく段階ですが、子ども達から「○○の役になったよ!」「□□の踊りを踊ったの!」という報告も聞かれるようになりました。このような大きな行事は「発表のために練習するもの」ではなく、「子ども達が力を合わせて何かを創りあげる喜びを経験するもの」「一人ひとりにとって成長の1ステップになるもの」と捉え、何より生き生きと取り組んでくれる姿を楽しみに見守りたいと思います。

そんなクリスマス会を、ちょっとだけ先にご紹介しますね。

満3歳児さんはお遊戯を踊ります。園生活にも慣れ、リズムができて落ち着いてきた子ども達。本番はただそこにいるだけで可愛らしい姿を披露してくれることでしょう。年少組は2チームに分かれて、クリスマスの曲に合わせて踊ります。本番では、立ち尽くしてしまったり、泣いてしまったりする子もいるかもしれませんが、大勢のお客さんの前に立っているだけでも、すごい事ですよね。その時の「精一杯」で頑張っている姿をどうぞお楽しみに…!!

年中組は絵本を基にしたオリジナルオペレッタに挑戦です。劇ごっこの初めから、ずいぶん元気に歌っている声が聞こえています。友達と声と心を合わせて、とにかく楽しんで、そして「もりのおふろ」というお話が大好きになってくれたら嬉しいなと思います。「上手になってきたね!」と褒めるたび、その分ストレートに張り切ってくれるのが年中さんの良いところです。歌と踊り、そして温かいストーリーにもご期待ください。

年長組さんは、厳かな雰囲気でイエス様の誕生の物語を演じます。聖書の中では、イエス様を囲んで、一人一人がなくてはならないバイプレイヤーであり、主人公です。そして最後には全員が馬小屋に集まって高らかに喜びの歌を唄います。この劇が終わった瞬間の幸せな気持ちと大きな安堵感は何物にも代えがたいものがあります。それを皆さまと共有できる事が、カトリック幼稚園としての大きな喜びです。

本番に至るまでの、日々の一歩一歩の頑張りが輝く結晶となって、私達大人に成長の喜びと感動を与えてくれる事でしょう。当日は皆さんと温かいクリスマスを迎えられる事を楽しみに、お待ちしております。