運動会へ向けて
運動会の練習も始まり、笛の音や子ども達のかけ声がホールや園庭から聞こえてくるようになりました。
身体を動かす事を楽しみながら「友達と一緒に頑張る楽しさを味わう事」「最後までやり遂げた満足感と
充実感を味わう事」この2つが運動会という行事の大きなねらいです。やりたくない気持ち、苦手な気持ちになる時もありますが、それを乗り越える強さが時に成長のスパイスになります。今の力より“ちょっとだけ”レベルの高い事に挑戦し、そのハードルを越える事で、子ども達は大きくステップアップします。
さて、運動会までの期間、一番の楽しみは子ども達の変化です。運動会までのほんの短い期間の間に子ども達は本当に伸びます!走る順位が入れ替わるようになり、特にリレーでは、遅かった子が早くなり、負け続けていたチームが本番で勝ったりします。
練習では、負けた悔しさで涙したり、勝った時には飛び上がって歓声をあげたり、感情表現もどんどん豊かになっていきます。
遊戯では、踊らずにずっと様子を見ているだけだった子が、ある日を境にちょっと手足を動かすようになり、部分的に踊りを覚えていき、当日はみんなと合わせて踊ったりもします。
その周りには、頑張っている友達を応援したり、できた時に自分の事のように喜んだりする子ども達の姿があります。
本番当日は、そこかしこに散りばめられている小さな奇跡が感動を生みます。私達職員も、熱い思いで、子ども達と一緒に頑張ります。
子ども達が頑張ってきた成果を発揮できる事、その成長をご家族の皆さまと共有できる事、そしてこの経験から得た自信が次の挑戦につながる事。そのような運動会の持つ大きな意味を大切にしながら、当日に向かいたいと思います。
本番をどうぞお楽しみに!当日は皆様のご理解ご協力をよろしくお願い致します。