園長先生からのメッセージ

はじめの一歩

園庭の雪山も小さくなり、道端のふきのとうやクロッカスが春の訪れを告げています。

冬の長い北海道だからこそ、それを越えた逞しい命の息吹を見つけた時の喜びは大きいですね。

さて、幼稚園の新しい一年が始まります。もうすぐ、小さくて可愛らしいお子さん達が、胸を張ってやってくる事でしょう。ご家族の元から「はじめの一歩」を踏み出して飛び込む社会、それが「幼稚園」です。

「友達」は、お互いに健やかに成長するために、なくてはならない「太陽」のようなものです。お子さん達は、自分で自分を育て、お友達を育て、育てられます。

これから始まる1年で、お子さん達はどんな事を感じ、どんな言葉で話し、どんな表情を見せてくれるのでしょう。想像しただけでわくわくします。そして一年後にはびっくりするくらい心も体も大きくなっている事でしょう。

幼稚園は、お父さん、お母さんにとっても「親」としての目で、新しい世界を広げていく場所でもあります。お子さんを真ん中に、ご家庭と幼稚園とが手を繋ぎ、温かな円い輪で包んであげられるようなイメージで、幼稚園生活を共に創って頂けたらと願っております。

どうぞ皆様のご理解ご協力を、よろしくお願い致します。

最後になりましたが、この度、虹の森カトリック幼稚園 園長を拝命致しました佐々木 圭子と申します。至らない点も多々あるかと思いますが、お子さん達の傍で、同じ世界を見つめながら一緒に日々成長していけるよう努力いたします。どうぞよろしくお願い致します。